昨日TVに樹木希林さんが出ていました。
憧れているというか、尊敬しているというか、好きというか、彼女が出ているとつい見てしまいます。
と言っても映画やドラマでなく、彼女自身が語っているものや、少し前にBSで骨董を巡る旅をしていたのをです。
希林さんのお家をTVで拝見してからは、なおいっそう憧れの人になりました。
録画して何度も見返しました。
ちゃんとした間取り図を見たわけではないし訪問したわけでもないので、正確ではないですが、
風水をご存じ?と思うほど整っていました。
たぶん希林さんは風水に拘わるわけでなく、ご自分の好きなように配して必然的にご自分が反映された場所となっているのだと思いますが。
コンクリートと重厚で濃い色の木の家具、照明の使い方が効果的でセンスよい素敵な住まい。
コンクリートと家具の色と重厚感から陰よりなのですが、
そこにあちらこちらの照明が灯るとバランスがとれてくる。
道のエリアと思われる玄関からまっすぐ先は大きなガラス戸になっていて、そこには電飾がついた大きなもみの木、その足元に赤いポインセチアがありました。そおクリスマスツリーです。1年中置かれているのだと思われます。そこは火(名声)のエリアと思われ、まさに相応しいそれらが置かれているのでした。
確かに季節外れではありましたが、常緑樹であることを思えば、ガラスボールなどのオーナメントがなければ、それは年中あってもいいわけです。
また、啓蒙エリアと思われる和室が素晴らしかった。
大きな引き戸4枚に、大きく描かれた蓮とトンボ。のちに他の番組でそれは初めお寺に納められるはずの「枯蓮」であったこと。お寺には「枯蓮」はNGだったので希林さんが代わりに描いていただいたのだと話していらっしゃいました。
枯れである影響は私にはまだわかりませんが、蓮はこのエリアに相応しい。
実際に華が終わって実となり枯れはてた蓮池を見た時はそれはおどろおどろしい景色で、はやくその場を去りたいと感じたものですが、
これからは、そんなおどろおどろしいものは感じず、落ち着いた静けさと達観されたような希林さんに相応しい雰囲気が漂っていました。
ここに一緒に描かれたのは蝶ではなくトンボ。
トンボもまた水辺の幼虫からやがて空を飛ぶ成虫へと成長変容することを思うとここに相応しい気がいたします。
大きな骨董?箪笥も、山を象徴し良いと思いました。
財のエリアと思われるところには裕也さんのお部屋が。使用されることはあまりないようですが、あの方の存在は財産なのかと想像したりして。
あとは・・・ダイニングに対して後ろ向きで作業するキッチンにはゴールドの枠の大きなミラーが掛かり、後ろが見えるように。
この処置も素晴らしい。
それにもしかしたらここは創子エリアではないかと思うのですよね。
どの部屋も余計な装飾はなく整然とスッキリとして、
そこに趣味の良い家具と温かさを加える美しい照明と家族の写真。
その統一感が彼女の精神力を彷彿させます。
我が家と共通する部分を2点見つけた時は嬉しかったなあ。
まず玄関にミラーと鹿の頭。希林さんのはミラーの上部の飾りとなって付いたものでした。
うちのは別々ですが。
鹿の頭がここに相応しいかは悩みどころですが黒のポイントとしておきます。
そして我が家も玄関から正面はベランダのガラス戸で、そこにゴールドクエストを置いています。ポインセチアではないけど、ゼラニウムが季節を通して赤い花をつけてくれます。
すくすく育って2メートルほどになりました。天井まで数十センチどうしようかと思案中。
サンスベリアが尖ってるね~
尖りすぎだよ私(笑)
その後違う番組で鹿のミラーがキッチンに移動していました。
私も移動すべきか時々悩む。師匠ならなんとおっしゃるだろう。。。
それにしても部屋と住人はよく似ている。
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