家の顔 つづき
こんにちは、風水コンサルタントの戸崎リカコです
雨の大きな被害にニュースを見るたび胸が痛みます。
名古屋にいた時に地元の方に聞いた伊勢湾台風を思いだしました。
言葉だけで申し訳ない気持ちになりますが、はやい復旧をお祈りしたいと思います。
洋風のエレガントな部屋を思い浮かべる人も、整然とし掃除の行き届いた部屋を思い浮かべる人も、お花を飾った部屋を思い浮かべる人も、何もないシンプルな部屋を思う人もいて、
美しいと思う感覚や視点はひとつではなく人それぞれです。
みなさんそれぞれの「美しい」を表現すればよいと思います。
ただ美しいには普遍的な要素や視点もあると思います。
一般のお宅の玄関の両脇に大黒様と恵比寿様が置かれているのを見ました。木製に見えるそれは屋内に飾るものだと思います。色は家の外観から浮いていて、場とのバランスもよくないし、デザインもマッチしていません。もっともよくないのは、その人形の間には、ベビーカーや子どものおもちゃがほんとうにたくさん積まれていることです。
私は大黒様、恵比寿様がよくないと言いたいわけではありません。私も招き猫や龍などの縁起物はハッキリ言って大好きです。でも福運がほしいなら、まずそのおもちゃ類を玄関前から片づけること。そして置物をするなら、邪魔にならないこと、置く場所とのバランスと調和をとることが大切です。(置かない選択も含みます)それらがとれていないと、福運のシンボルが逆に異様に映ってしまうので注意です。
風水のアイテムだから、縁起物だからと、置けばよいのでなく、場に合っているかどうかを客観的にみてみましょう。
お商売をされている店先はまた別ですが、一般のお宅である場合はほんとうに気をつけないと、過剰な縁起物には欲が見え隠れし、よい印象になっていないことがあります。
もちろん責めるつもりはないし自由な個性は大切です。でも他者に怪訝をもたれない装いも玄関前には必要でしょう。
写真 フィオーレの森
0コメント