絵画を掛ける高さ

こんにちは、風水コンサルタントの戸崎リカコです

日本橋に用事があったので、その際に高島屋で開催中の「北欧デザイン展」を見てきました。

日本で大人気の北欧家具や照明や食器や雑貨。私も特に家具にはとても惹かれていますが・・・簡単に買い換えができないし、内装やほかの家具とのバランスがあるので、なかなか手がでません。

そして日本においては、その人気からアンティークは驚きの価格となっていますよね。


さてコンサルでは、絵画を壁に掛ける高さについて、一般的には、立っている自分の目線が絵画の中央の高さになるようにアドバイスしています。夫婦ならだいたい平均した身長の目線となるかと思います。(壁とのバランス等もあります)

対象鑑賞者の年齢や、鑑賞位置の遠近等にもよりますが、美術館でも、一般的には絵画の中央が140~150センチになるよう掛けられています。

日本人は、なぜか?家では高めに掛ける傾向があり、コンサルでも見上げるように掛けられていることが多いです。


ところが、先日の北欧デザイン展で設えられていたリビングとダイニングでは、絵画がもう少し低く掛けられているように思いました。

立っている私の感覚では、嫌に低いな~と思ったのです。

そして、すぐに気がつきました。

その高さとは、椅子に座って見る目線に合わせていると思うのです。

なるほど、美術館での鑑賞は立ってしますが、家の中ならば座った目線。

家の絵画もじっくり鑑賞する対象である。或いは、お気に入りの絵画をいつも座って眼に入る場所に。そんな意図があると思います。

う~~ん、さすがヒュッゲの国。おうち時間の過ごし方が違う! 勉強になりました。


日本でこんなに北欧のモノが人気あるのは、そのゆとり・余裕に憧れて、なのかなと思いました。

もちろん、シンプルで機能的・美しいデザインであることが魅力的なのですが、

忙しい日本人、忙しいのが好きな日本人、忙しくないと不安な日本人(ばかりではないですが)

は、家族や友人とゆったりした時間を楽しむこと、そのための居心地良いモノたちに憧れるのかもしれません。


昨日は風水コンサルのあとに家を整えたら、自分の望みを叶える行動(出かける!)をしましょう。と書いて、それは必要なことですが、

一方で、居心地良くて寛げる部屋、いつでも人を招くことのできる部屋が、人との繋がり・豊かな時間に大切であることを再認識した展覧会でした。


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