今読んでいるヤマザキ マリさんの『たちどまって考える』で、イタリア人の家族間の密接さに驚きました。
会ったときに、ハグしたりキスしたりは欧米人の挨拶としてもちろん知っていましたが、日に何度も電話などの連絡をしあうそうです。
ここを読んで私は自らを振り返りました。
私は用事がなければ、家族に連絡を入れることはありません。
ちゃらちゃらと?夫や子どものスマホに連絡を入れるなんて、それぞれの場所での立場を邪魔する行為だと思っていたし、子どもが小さいうちは別ですが、大人になってからは子離れしない親みたいで格好悪いと思っていました。
家に帰ったら話そうと。
以前、 昼間に友達と会っているときに、友人のスマホに娘さんからLINEが入ってくる。その時間帯なら娘さんは大学に居る時間だと思うのですが、たいした用事もないのにママにLINEをしてくる。
何度もしてくる。
私はそれをやや冷やかに思っていました。(ごめんなさい)
パートをしていたときも、家族から連絡が入っていないかと、休憩時に必ずスマホを確認 する同僚を、あらら、と見ていたかもしれません。
安心して出かけていき、家族のひとりひとりが自立(精神的)していて、それぞれの生き方を充実させて、何かあればすぐ駆けつけられるような間柄。それがベストだと思っていたのです。
それが大人だと思っていたのです。
しかし、もしかしたら、個を重んじるような、そんな考え方・生き方は、どこか先進国的な考え方に影響されていて、それが次第に都市的な希薄な人間関係・社会関係へと変化したのかもしれない。
と考えたりしました。
私が用いるバグアマップにも、家族や友人との関係を表すエリアがあります。
そこに相応しい色や形、アイテムを使うことで、家族とのよい関係をサポートします。
もちろん、その場が整然と片付いていることが大切です。散らかっていたり、コードが絡まっていたりするのは、そのような関係を表しています。
またミニマム過ぎるのもお勧めできません。スッキリとして気持ちよいと同時に、どこか寂しい関係を表しています。
参考にしてください。
バグアマップについて以前に説明していますので、参考にしてください。 ↓
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