今週は進学・就職また転勤などで始まる新生活を応援したい!と、ぜひ取り入れていただきたいことを書いています。
今日は寝室の整え方についてです。
コンテンポラリー風水では、風水的な設え以前のこととして、安全性と機能性を大切にしています。
寝室の安全性を考えるとき、まず頭上に落下物がないようにしたいです。
ですから、洋書で見かけるベッドの頭側の壁に絵が掛けられているのは、お洒落ですがNGです。
もしもこれが落下したら危険ですよね。
私達は壁にモノを掛けるとき、落下しないように気をつけます。でも絶対に落下しないとは言い切れません。だからこれで大丈夫だとしっかりと固定しても、心理的には目に入るたびに不安を募らせリラックスできない可能性があります。
もしも地震などの激しい揺れで落下しても、怪我をしない軽いものなら大丈夫です。例えば軽いタペストリーや軽いデコレーションなら大丈夫ですね。
同様に寝具の近くに高さのある家具があるのも地震の際には危険ですから、理想的にはその部屋に寝具以外の家具を置かないことですが、置くならば固定し、低くて、万一倒れても出入り口を塞がない場所にすることが大切です。
また機能性については、寝室とはその日の疲れをとり明日の英気を養う場ですから、リラックスしぐっすり眠れることが必要です。
そのためには、肌触りの良い寝具を選び、遮光カーテンをし、そしてなるべく電化製品を置かないことです。
現代はスマホをそばに置いて寝ている人が多いですし、またテレビがあることも多いですが、電磁波の影響を避けるためになるべく離しておくことが大切です。
目覚まし代わりに頭の近くに置く人も多いと思いますが、常に電波を受信している状態よりは、目覚まし時計の使用をお勧めしたいです。
ベッドを選ぶならベッドヘッドのついたものが、守られている感じがしてリラックスに繋がります。
ベッドヘッドがないタイプでしたら、頭側は壁につけて、窓には向かないようにしましょう。
そうは言っても、部屋の形状や窓の位置などでなかなか理想的にはできないものですが、
1日の3分の1近い時間を過ごす環境ですから、少しでも良い環境を工夫したいものです。
布団カバーには黒や青、濃い茶や濃い緑など黒っぽい色は選ばず、暖かい色を選ぶと良いです。
それではまとめます。
・寝る環境は、もしもの時も安全であるよう、頭上や身体に倒れてくるものがないように整えましょう
・自分がどんな寝具で、どんな環境で寝るとリラックスし豊かな気持ちになるかを想像し、素敵なベッドルームをつくる。インテリア誌やモデルルームのチラシなどもイメージの参考になるでしょう。
・暖かで優しい色の寝具を選ぶ
・電化製品・通信機器をなるべく持ち込まない
・遮光カーテンがおすすめです
日本人はアメリカやイギリス、フランスなどの先進国の中でも平均睡眠時間が1時間以上短く、睡眠時間が生産性につながるとの報告もあるようです。
何より、寝る環境を整えることは、自身を大切に扱っている満足感が高まります!
よろしければ参考にして下さい。
数年前から6畳の和室を寝室にしました。
手前に小さな本棚がありますが、他はありません。
障子の落ち着いた雰囲気が気にいっていますが、夜明けとともに目が覚めてしまいます(-_-;)
シーツはこのベージュとテラコッタ色の2色を持っています。当然テラコッタのほうが暖かく感じられます。
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