お金の心配をしなくてよいなら、何をしたいですか?
こんにちは、風水コンサルタントの戸崎リカコです
出かける機会がぐっと減り、夫も娘も家にいることが増えて、お昼ご飯を用意したりなんかして調子がくるう。
ことにも慣れつつあります!
控えていたはずのSNSを覗く時間が増えて、先日もつらつらと見ていましたら、
どなたかの投稿で、
「もしもお金のことを心配しなくてもよかったら、何がしたいですか?」という問いかけに出くわしました。
その問いかけから、自分が本当にやりたいことを導き出すようなことだったと思います。
やりたいことや、欲しいもの、行きたいところなどがあっても、時間もそうですが、お金がかかることで諦めてしまうことって多いですからね。
ふと真剣にそのことを考えてみました。
少し前なら・・・
旅行、世界旅行!と答えたかも知れません。
でも、それが一番やりたいことかと考えると、そうではない気がしました。
洋服や化粧品、宝石類がほしいわけでもないです。
自然が残る美しい街に自分好みの素敵な家を建てたい! という夢はずっとあるので、それかな。。。
で、気づきました。
もうあまり欲みたいなものがなくなっていることに。
例えば、大金があれば、動物を保護する施設を作れるね。お金があれば政治家だって動かせそうだよ。と友人と話したことがあって、そういう望み・夢みたいなのはあるのです。
ジョー君(犬です)と散歩していると、ジョー君があまりに可愛いので、しょっちゅう声をかけられます。
ある夕方、以前はブリーダーをしていたという老女と道ばたで30分ほど話してしまいました。どんな犬でも自分になつくと自信満々なその方は、若いときはお綺麗でビシバシお仕事されていたのだろうという印象でした。
1週間ほどして、早朝に散歩にでたら、またその方と出会いました。
私が親しげに、「おはようございます!」と声をかけると、
その方はよそよそしい感じで、「すみません。。私、家に帰れなくなって。分からなくなっちゃったの。この頃こういうことあるんです。」と、とても不安そうにおっしゃいました。
私のことも以前会話した相手と分からないようでした。
私、「あるある。みんな、よくあることですよ。家の近くに何かありませんか?目印みたいなの」と言ったら、
「郵便局の近く」と応えられたので、
「郵便局ならすぐそこだから行ってみましょう!」と手をさし出したら、ご自分の手をそこに乗せました。その手は冷たくなっていて、私はどのくらい迷って歩かれたのだろう・・・と思いました。
幸いなことに、郵便局まで行ったら、
「あ、わかった。そこそこ。」と1本先の脇道のご自宅に着くことができました。
その家の表札を見届けてから、近くの交番にこんなことがあって、またあるかもしれないから、気をつけてあげてください。とお願いしてきました。
こうやって地域の人、ひとりひとりが声をかけてあげれば、老後は少しは安心だなと思いながら帰りました。
実は街を散歩していると、あのお婆さん大丈夫かなーと思うことが度々あります。
今回の人は分からないと言ってくれたので、よかったのですが、
大抵は気に掛けつつ通り過ぎてしまいます。。。
ジムやお稽古に楽しく活発に過ごされる高齢者も多いし、元気にお仕事を続ける方々がいらっしゃる一方、さみしげに公園のベンチにひとり座っていたり、何をするでもなくずっと立ったままの人を見かけます。
お金がわずかしか発生しなくて、地域のお年寄りが自由に出入りし交流できる場があるといいなと、この頃考えるようになりました。自分もそんな年齢に近づいているからでしょう。
お年寄りをだましてお金をとる世の中ではなく、近所の人が見守って、それこそちょつと助けあって過ごせるなら、多少ボケたって大丈夫なんじゃないか。。そんなこと考えるようになりました。知恵をしぼらないといけないけどね。
少し前の日本には普通にあった光景ですよね。今も都心を離れると普通にあるのかな?
お金の心配をしなくてもよければ、何がしたいですか?
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