一生もの

出かけたくないほどの雨にはなりませんが、

しっとり薄暗い日が続いて、さすがにお陽さまが恋しい今日この頃。

梅雨明けが全く聞こえてきませんが、灼熱の太陽の前に、この時期ならではのことを楽しんでおくことにします。

涼しいと物事がはかどるし、熱いお茶もおいしいし。

先月の暑い日に買った色とりどりの花束は、１週間と保ちませんでしたが、この中の白いカラーと白い紫陽花は長持ちしてくれました。

ついにカラーも枯れてしまいましたが、紫陽花の方は今日で２０日目！

記念日の花だったので憶えているのです。

花束の中でも存在が光っていた紫陽花は、色んなお花と寄り添ったあと、

カラーとツーショットになり、そして今は一人静かに過ごしています。

これ１本になってからも何度生けなおしたか。

たくさん楽しませてもらってありがたくなってきます。

先日ひいたおみくじには、

　　自然にあるものには自から霊がある。

　　造られたものには、人の力と魂がこもって居る。

　　いや物悉く心があり、神の光が輝いている。

　　だから物を粗末にする事は、神を粗末に扱う事になる。

　　人も物も大切に、生かして使い、生かして働かせねばならぬ。　

とありました。

あ～、もう反省です。

今の自分に必要ではない。気持ちの向かないものをおいておくのは、かえってものに悪いからと、勢いよく断捨離した日々。

人生の節目に身辺を整理することは必要だけれど、感謝を忘れずにいたか。

プラスティックゴミも見直される今、持つものは一生持ち続ける覚悟で買い、使い捨ては極力使わない買わない。

毎日の買い物だってもちろんエコバッグです。お茶は水筒に、ストローは使わず。ティッシュの使い方も気をつけたいですね。

少し前の時代に戻るだけですが、便利に慣れた今、とてもハードル高い気がしてきます。

完璧を目指さず、できることから。（エコバッグもちょいちょい忘れます。。）

ものの命を全うする。使い切る、を心がけて。

先日、友人との会話で出てきた言葉「一生もの」。

昔、母がよくそう言っては大切に仕舞い込んでいました。

久しぶりに聞いて胸に響きました。私の中から抜けていたようです。

私は仕舞い込まないようにして（笑）、

一生ものと思えるものと過ごしていきたいと思います。