朝散歩が急に寒い時間になりました。涼しくなるのを待ち焦がれていましたが寒すぎます!
時間を遅らせようかな~。
それにしても、これまで聴いたことのない幻想的ですらある虫の大合唱。いろんな声が聞こえます。
長いこと、童謡「虫のこえ」の中の〈 ガチャガチャガチャガチャ くつわむし♩ 〉って、どんなだろう?と思っていましたが、この歳になって、ついに聴くことができました!
実は、自宅マンションの道を挟んで向かいに、50年ほど経つかなと思わせる古い官舎がありますが、数年前に全員退去されまして、廃墟とまではなっていませんが、手つかずのため草が伸び放題になっているのです。
住んでいらした時には、定期的に皆さんで外回りを清掃されていて、いつもきれいになっていました。
全て園芸業者にお任せな自宅マンションの私からすると、「たまのお休みに大変だなあ」と思いながらも、古き日本の姿に重なり心温まる光景でした。
ここには歴史とともに増えたと思われる針葉樹や広葉樹、果樹、梅や、もはや木となった立派なバラや、オサレな色味の紫陽花など多くの樹木・草花が植えられていて、これらを柵ごしに観るのも散歩時の愉しみです。
手入れされなくなり、次第に草が覆いまくるようになって、人が関わらなければ、自然はこんなにも力強く活動し、その結果の虫たちの大合唱に、どれだけの生命がここにあるのだろうと感動します。
風水的な観点からすると、自宅前に廃墟があるのはNG。
でも、私はここを植物と昆虫たちの園と捉えようと思います。
いずれはここが何かに利用され工事が始まる時を思うと、どれほどの命を失うか・・・考えただけでも辛くなります。
国の土地であるここが、もしも運良く公園になったとしても、公園に整備するために多くの命が消えることは避けられません。
あ、すっかり感傷的になってしまいました。
先日のブログで、新しい今後のために「道のエリア」を整えると書きましたが、実行したのでお披露目させてください。 (^^)
我が家の「道のエリア」「人生の歩み」のエリアは、玄関と廊下になります。ここには、何かを置くスペースがないので、壁を利用するしかありません。(穴だらけです)
いつも絵画か掛け花を飾っていますが、ここに自分で撮った写真を飾って、小さなギャラリーにしてみました。
額の黒やモノクロ写真は、このエリアを意識していますが、最も意味を持たせたのは、この写真を私が撮ったということです。道のエリアで、自分で撮った気に入った写真で自己表現しているのです。
これはアーディゾン美術館の〈勝利の女神〉です。誰が撮っても美しく撮れる美しい像です。
家にあった額と白いマットにL判サイズでは小さすぎる気がして、ピンクがかったグレーの紙を敷いたのも気に入っています。
その先の反対側の壁には3枚も掛けてみました。これらはカラーですが、やはり自分で撮った写真であることと、金属風のフレームがこのエリアを意識しています。
ウチの廊下は決して長くはないのですが、正面が窓なので、こうして壁に飾ることでエネルギーのスピードを落とし、窓から素早く抜けることを防ぎます。
絵や写真を飾るときは、エリアに相応しいものを選ぶことと、自分に意識化したい内容にすることが大切です。
私はカメラマンになることや、何かに勝利することを意識したのではなく、スマホの中の気に入った写真を選んだのですが、今後を見守りたいと思います。
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