パワーの座
こんにちは、風水コンサルタントの戸崎リカコです
各部屋には、最も居心地の良い場所、安心し寛げる場所があります。
位置と言って良いかもしれません。これをコンテンポラリー風水では<パワーの座>と言います。
寝室ならベッドを、リビングならソファの位置、書斎ならデスクの位置をそれぞれパワーの座に配置することで、安心して眠り、寛いで座り、また落ち着き集中して仕事や勉強に向き合うことができます。
それには各部屋の入り口ドアの場所や窓の場所が関係します。
よく良い例に出すのは校長室や社長室で、入り口から奥まっていて入り口がよく見える(入り口を向いた)場所で、なおかつ背中側が壁になる場所です。寝室なら壁側が頭になります。この時ドアの正面延長線上ではなく、ドアと対角になる場所が良いです。
日本の上座も参考になります。
各部屋には当然窓があり、家具があり、またコンセントの位置、エアコンの取り付け位置、テレビアンテナが繫げられる場所などが決まっていたりして、パワーの座の条件が揃わないこともあります。また天井の出っ張り具合でも条件は変わってきます。
そのような時は、二番目に条件の良い場所を探し、何が何でもパワーの座を実現しようと使いづらい変なレイアウトにしないよう気をつけましょう。
どのように部屋を使ったらよいか分からない、ということはあまりなく、たいてい各々が持つバランス感覚で、座る場所や家具を配置することができているのではないかと思いますが、一度確認してみてもよいと思います。
例えば、我が家のリビングでは以前はパワーの座にテレビがありました。なんとテレビが部屋の最も良い場所に鎮座していたのです! なのでテレビが見やすい位置にソファを置いていましたが、そこは部屋の入り口と玄関の入り口から一直線上で、何だか落ち着けずにいました。
(玄関から一直線の記事です↓)
https://m.amebaownd.com/#/sites/117358/posts/editor/v2/39857815
パワーの座を知って、テレビとソファの位置は逆になりました。
とは言え、ソファの背もたれ部分が、ゆったりもたれかかれる高さがある場合は、その背面が壁変わりとなって機能することもあります。
ですから、コンテンポラリー風水では、椅子を選ぶときは、ダイニングチェアーでも書斎の椅子でも、ゆったりと寄りかかれるタイプ、背面がある程度高くて、しっかり覆われるタイプがお勧めです。
家具やテレビが一番良い場所に鎮座して、自分や家族が居心地の悪い場所にいないか。
参考にしてみてください。
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