BS朝日の「ウチ、”断捨離”しました!」を時々見ています。
毎回、自分が集めたものを断捨離するうちに、心にあった(実生活にもあった)ブロックが取りはらわれ、モヤモヤが解消されたり、家族との関係が見直されたりして、新しい一歩を踏み出していく様を観るのがとても心地よい番組です。
モノを通して自分を深く見つめ、潜在的な意識や欲求に気づく人もいます。
先週の番組では、改めて、やましたひでこさんの仕事の偉大さを感じました。
やましたひでこさんの本は、これまでにも何冊か読んでいますが、また読みたい気持ちになって、
図書館で『伝説のヨガマスターが教えてくれた究極の生きる智恵』2013年発行、龍村修さんとの共著を借りてきました。
やましたさんがヨガをやっていたことは知っていましたが、ヨガ修行されたのが沖道場だったと今回知りました。私も10代の頃に買った沖正弘先生の本『ヨガの喜び』を持っていて、40年前の本ですが今も読み返すほど影響されているので、いきなり親近感がわいて、ひと晩で読んでしまいました。
いまや断捨離と言えば、<やましたひでこさん>、<お片付け>、<捨てる>ことと誰もが認識していますが、
断捨離とはたんに捨てる・除去することではなく、「自分を見つめるツール」であることを認識している人は断捨離経験者だけかもしれません。
そして、コンテンポラリー風水もこれととても似ています。
部屋のこの状態が何を表しているのか。このモノがここにあるのはなぜか。逆になにもないのはどうしてか。などから心の状態や境遇、家族関係などとの関連が見えるのです。
部屋の様子・状況から、自分を見つめることができます。
だから人は、変わらなければ!変わりたい!と決心したときに、部屋を動かすのだと思います。
私が仕事を始めたころ、うっかり「家をみれば、なんでも分かる」と話したら、「じゃあ友達だから絶対にみてほしくない!」と言った友人がいましたが、彼女は何かしら部屋に表われていることを感じたのだと思います。
家・部屋と自分はよく似ています。
ポジティブに捉えるなら、部屋を理想的に整えることで、自分を理想に近づけることができるのです。
そのために先ず、必要のないものを断つことが大切なのです。
0コメント